2017年03月26日

カーチスXP‐55アセンダー

カーチスXP‐55アセンダー

XP-55


日本の震電よりも前に計画されたカーチスXP‐55アセンダー
米国陸軍航空隊は1939年11月プラット&ホイットニー社製の試作エンジンX-1800 -A3G
を搭載する単座迎撃戦闘機を各飛行機会社にコンペをさせました。
要はこのエンジンを使って見たこともない戦闘機を作ってみろ!という提案でした。
やっちゃうカーチス・ライト社は、前のめりのごり押しで米国陸軍航空隊から
生産契約を取る事に成功しました。しかしP&W社のX-1800エンジンはぽしゃり、
3号機まで作られた試作機(プロトタイプ)は全然危なくて勝らなくても劣らない機体は
当然ボツとなりました。







  


Posted by H.I.S at 12:54戦闘機

2017年03月13日

ドルニエDo335 プファイル

ドルニエDo335




えーと僕が初めてこの機体を知った時の衝撃は超凄かった。
戦闘機でエンジン2機!それは翼に搭載でしょ!ところがこのドルニエDo335 
プファイルは単発戦闘機のレイアウトを変えずに前後ろ!
レシプロエンジン+プロペラの究極的な実現機でしょう。前プロペラは従来通りの形式
リアプロペラはプッシャー式!
しかしアホのドイツはこの時期、楽戦ムード1色で戦時中なのに勝ったら「こんな」
旅客機はどう?などと浮かれていました。
結局 ドルニエDo335は工場空爆されてお釈迦で終わりました。
あーもったいない 2シーターのモデルもあったのに!



Wikipedia



ドルニエDo355を知恵袋で聞いてみた

ドルニエの画像


  


Posted by H.I.S at 12:07戦闘機

2017年02月27日

立川 キ⊷94I型

立川 キ-94I型



B-29を迎撃する本土攻撃に備え、高速重武装戦闘機として昭和18(1943)年に計画された機体。
排気タービン、層流翼、与圧コクピットなどの新機軸が積極的に導入され、
ユニークなブーム双胴形態の串型双発として制作を目指した機体。
昭和20年7月、試作機を完成させ,製作終了後は地上試験(エンジンのテストなど)を経て、
初飛行を迎えることなく敗戦を迎えました。
 機体の設計思想は当時の日本機の試作機の中でも先進的でした。
高高度を飛ぶための大出力のエンジンと最新型の排気タービンはもちろん、
層流翼(P-51に採用されていた)、与圧式コクピット、
パイロットや機関砲の凍結防止の為の暖房が標準装備されており、
立川飛行機が持っていた高高度航空機開発で得られたノウハウを
全て凝集した傑作ともよべる試作機でした。
戦後、アメリカの技術調査団に接収されましたが、試験飛行は行われた記録は残されていない。








キ⊷94を知恵袋で聞いてみた

画像

  


Posted by H.I.S at 00:57戦闘機

2017年02月19日

サーブJ21A SAAB J21A

・サーブJ21A SAAB J21A

 SAAB J21A


スウェーデンのサーブJ21Aは戦闘機。
双胴・推進式で、降着装置は前輪式という異形の機体プッシャー式(推進式プロペラ)となった。
エンジン ダイムラー・ベンツDB605B 液冷倒立V型12気筒×1
最大出力 1,475馬力 最高速度 640km/h 航続距離 1,190km 実用上昇限度 11,800m
乗員 1
武装 イスパノスイザ 20mm機関砲×1、ブローニングM2 13.2mm機銃×4(機首2、主翼2)
J21は第二次大戦中に開発された推進式のレシプロ戦闘機としては唯一の成功例と言われ、
ジェット化される事となり、(この形式の発展型はジェット化と通念)
デ・ハビランド「ゴブリン」ターボジェットエンジンに装換された試作機が1947年3月10日に初飛行。
1949年8月よりスウェーデン空軍初のジェット戦闘機、J21Rとして就役した。
ジェット化に伴い最高速は800Kmとなった。



 SAAB J21A


SAABを知恵袋で聞いてみる
  


Posted by H.I.S at 04:28戦闘機

2017年02月17日

J4M1 閃電

J4M1 閃電

J4M1 閃電


B29爆撃機迎撃のため、三菱が設計した機体が、 この閃電である。
日本海軍の要求は、高速/重装備の 両立であり、それに応じるべく
、この双胴推進式の 機体が提案された。
プロペラを後方に配した推進式は、
高速かつ機首への武装集中のための重装備化などの 長所がある。
しかし、プロペラ後流による水平尾翼の 振動などの問題が解決できず、計画は中止された。
でもカッコいい。
最大速度: 759 km/h 巡航速度: 500 km/h 航続距離: 2時間20分 実用上昇限度: 12,000 m 上昇率: 8,000m/10'00"
武装: 機関銃 20.00 mm機銃 ×2 ・30.00 mm機銃 ×1 爆装: 30 kg爆弾 ×2
閃電(せんでん)とは 稲妻。ひらめく電光。また、非常に速いことのたとえ。


J4M1   閃電



閃電



  


Posted by H.I.S at 20:19戦闘機

2017年02月16日

バルティ XP-54

バルティ XP-54

バルティ XP-54


バルティ社が製造した単発戦闘機で最も全長の長い戦闘機。
単発のプッシャープロペラ式。
エンジンは水平対向12気筒のO-1230を2基上下に組み合わせたターボ過給器つきH型24気筒の XH-2470 Lycoming XH-2470-1×1 馬力 2300Hp 
最大速度 649km/h 航続距離 805km
武装を収めた機首部を+3°〜-6°の範囲で可動式とし攻撃範囲を広くするつもりだった。機関砲は37㎜×2機銃×2
この戦闘機には斬新な設計が先走り取り留めのない失敗作となった。
脱出はコクピットは下方向にシュートする設計。




バルディXP-54




  


Posted by H.I.S at 20:02戦闘機

2017年02月12日

マクドネル XP-67 (McDonnell XP-67)バッド

マクドネル XP-67 (McDonnell XP-67)バッド

マクドネル XP-67 (McDonnell XP-67)バッド


アメリカのマクドネル社が開発していたアメリカ陸軍航空軍双発戦闘機である。機体の愛称はバット(Bat)、バットマンのバットなのか最悪のバットなのか? 結果的には最悪のバットでした。マクドネル社が初めて製作した戦闘機で、ブレンデッドウィングボディにする事で(胴体及びエンジンナセルと主翼の翼幅方向の縦断面形を連続的に繋げる)空気抵抗の軽減を目指したスタイルであった。しかし、試験実験飛行時に発生した問題と需要の決定がされず、試作1機のみ作られた。



P-67バッド



  


Posted by H.I.S at 13:07戦闘機

2017年02月10日

ハインケル He P1078B

ハインケル He P1078B Heinkel He P.1078B



エルンスト・ハインケル博士によって設立されたハインケル社は、1939年8月、世界初のジェット機He178の飛行に成功している。
そして大戦末期に多数計画されたジェット機の1機が、このHe P1078Bである。操縦席は左側に配置、エンジンは中央。
尾翼が無く、少し下に下がった翼端が特徴的な、SFに登場しそうな機体であり、未熟ながらも、大戦中に設計されたとは思えない近未来的な優雅さすら感じる機体である。



He P1078B



  


Posted by H.I.S at 20:22戦闘機

2017年02月09日

Ba349 ナッター

バッヘム Ba349 ナッター

バッヘム Ba349 ナッター


フィー ゼラー社の技術者であったエーリッヒ・バッヘムが考案した。
なんでしょ?ナッターBa349こんなんで飛んで攻撃して、パイロットどんな気持ちで行くのでしょうか?
しかも当時開発中のロケットエンジン!ロケットエンジンの短い燃焼時間が終わったあとは、
パラシュートで脱出とか、パイロットの気持ち最悪ですね。
案の定テストでは墜落でした。毒蛇ナッター宇宙にでも行くつもりだったんですかね。
エンジン:ヴァルターHWK 109-509A(推力1,700kg)×1基/離昇ブースター固形燃料500kg×4基
最大速度:870km/h 上限率:10,900m/分 航続距離:2分(B型:4.36分)
武装:R4M ロケット弾×33またはフェーン73mm ロケット弾×24
乗員:1名







  


Posted by H.I.S at 23:26戦闘機

2017年02月08日

リピッシュ P13a Lippisch P.13a

リピッシュP13a
リピッシュ


ドイツのアレクサンダー・リピッシュ博士が設計した、ラムジェット駆動のデルタウィング迎撃機でほんとに飛ぶかどうかは不明
乗員= 1名 全長= 6.70 m 全幅= 6.00 m 全高= 3.25 m 主翼面積= 20.0 m2 全備重量= 2,295 kg
エンジン(ジェット)= クロナッハ ローリン ジェットエンジンの型式= 石炭燃焼式ラムジェット エンジン数= 1基 最大速度= 1,650 km/h 
航続距離= 1,000 km 翼面荷重=115 kg/平方m






  


Posted by H.I.S at 11:58戦闘機