2017年02月27日
立川 キ⊷94I型
立川 キ-94I型
B-29を迎撃する本土攻撃に備え、高速重武装戦闘機として昭和18(1943)年に計画された機体。
排気タービン、層流翼、与圧コクピットなどの新機軸が積極的に導入され、
ユニークなブーム双胴形態の串型双発として制作を目指した機体。
昭和20年7月、試作機を完成させ,製作終了後は地上試験(エンジンのテストなど)を経て、
初飛行を迎えることなく敗戦を迎えました。
機体の設計思想は当時の日本機の試作機の中でも先進的でした。
高高度を飛ぶための大出力のエンジンと最新型の排気タービンはもちろん、
層流翼(P-51に採用されていた)、与圧式コクピット、
パイロットや機関砲の凍結防止の為の暖房が標準装備されており、
立川飛行機が持っていた高高度航空機開発で得られたノウハウを
全て凝集した傑作ともよべる試作機でした。
戦後、アメリカの技術調査団に接収されましたが、試験飛行は行われた記録は残されていない。
排気タービン、層流翼、与圧コクピットなどの新機軸が積極的に導入され、
ユニークなブーム双胴形態の串型双発として制作を目指した機体。
昭和20年7月、試作機を完成させ,製作終了後は地上試験(エンジンのテストなど)を経て、
初飛行を迎えることなく敗戦を迎えました。
機体の設計思想は当時の日本機の試作機の中でも先進的でした。
高高度を飛ぶための大出力のエンジンと最新型の排気タービンはもちろん、
層流翼(P-51に採用されていた)、与圧式コクピット、
パイロットや機関砲の凍結防止の為の暖房が標準装備されており、
立川飛行機が持っていた高高度航空機開発で得られたノウハウを
全て凝集した傑作ともよべる試作機でした。
戦後、アメリカの技術調査団に接収されましたが、試験飛行は行われた記録は残されていない。
キ⊷94を知恵袋で聞いてみた
画像
Posted by H.I.S at 00:57
│戦闘機